最近平屋が流行っています。平屋専門の工務店まで出てきましたね。

タマゴグミにも平屋の依頼がボチボチと増えてきています。けど、タマゴグミが法規上「平屋」と登録できる建物はいまだ2棟しか建てていません。

平屋に反対しているわけではありません。むしろ平屋を建てさせていただきたい!けど、価格が上がってしまうのですね。

資金、平屋+α(平屋もどきの2階建て)のご提案をしています。実績として年に1棟程度建てさせて頂いています。最近大垣で着工した建物もそのひとつです。

なぜ平屋が好まれるのだろう

なぜ平屋が好まれるのか?実は私にはよくわかっていません。だから、今から書くのはあくまでも予想です。外れたらすみません。もし私の書くことがひとつでも「あってるじゃん」というものがあれば、次に読み進んでくださいね。

A、将来、1階だけで暮らしたい。
年齢を重ねると2階へ上がることがつらくなり、また階段の昇り降りが危険になる。その点平屋は2階へ上がらなくても住むから。

B、幼い子が階段や窓から落っこちるのが不安。
これもありますね。階段から転げ落ちる危険、吹き抜けから落っこちる危険、そんな危険があるのだったら2階なんて要らない。という考え方です。

C、平屋のデザインは優雅に感じる
これは言えますね。大地に根を張った優雅なデザイン。木造だろうが鉄筋コンクリートであろうが、平屋で大地に広がった感じはなんとも言えず優雅なものです。

平屋のチョットな、と思うところは?

私たち家を造る側の観点で考えてみます。

1、やっぱり価格が高い。
同じ30坪でも平屋と2階建てでは価格が違います。平屋のほうが屋根面積や基礎の面積、外壁も増えて価格は上がりがちです。

2、敷地面積が2階建てよりも広くいる場合が多い
平屋は横に広がるので、敷地面積が広くいる場合が多いです。

3、床上浸水のときに住居部分が全て水につかる
これは少し不利という感じです。2階建てでも1階が水につかったら被害甚大です。ただ、2階部分が残るので少々有利かというところです。3つ書きましたが、一番大きな理由は価格の問題でしょう。ちなみに2番の敷地面積も価格に影響しますね。

2階建てと平屋の違い
2階と平屋の違いは何かというと、乱暴な表現をすると1階の上に天井高さ1m40cmよりも高い天井高さの部屋があるのが2階建て。逆に1m40cm以下の部屋しかない、もしくは部屋がないのが平屋です。

平屋+αという考え

タマゴグミとしてお客様から「平屋がいいな」と伺ったとき、どんな空間をご提案することが正しいのかを考えてみました。それが次の項目です。

1、子育て時期、老後は1階で完結できる空間を提案する。(AとBの解決案)
子育て時期は階段を閉鎖しても全く問題ないように、主寝室ともうひとつ和室などの部屋を配置する。そうすれば老後もご夫婦1部屋ずつ持つことも可能です。

2、大地に根ざす伸びやかなデザインを提案する。(Cの解決案)
2階の天井高さを押さえ、建物全体の高さを抑えます。また、吹き抜けを多くとり、1階から勾配天井を感じられるようにします。

3、2階に最低限必要な部屋を用意する。出来れば天井高さを押えて平屋感を崩さないようにする。
やはり天井高さ1.4mの部屋では、生活はチョットつらいです。せめてまともに立てる部分を作り、物置部分等端の部分は思いっきり天井高さを落とした部屋を用意しました。

それを実現することで、平屋を建てるより価格を抑え、なおかつ平屋のよさを残そうとしました。

そんな平屋+α 建築中です

来年の春の完成を目指して、大垣市で建築中です。

タマゴグミは、2階建てでも平屋でも出来る限り建物高さを抑えようと努力しています。その理由は「街並み」です。

タマゴグミの家づくりの方針は「丈夫で長持ち」ただそれだけです。そのためには、街並みに愛される建物で、回りがいつまでもあってほしいと思う建物、少なくとも「あれ?あったの?」と存在感を消せる建物でなくてはいけないと思います。要は風景に溶け込む建物です。

そのためには、自己主張せずトッピでなく単純な形で高さが抑えられたものであるべきと考えています。

平屋がはやるということは、高さが抑えられた建物が増えて街並みが良くなる良い傾向だと思います。良い街並みが沢山出来ていくことに期待しています。

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