2月の休みに美濃加茂で、住んでいるお宅の見学会を行いました。

よい天気で一日のんびり出来ました。

当日は太陽熱集熱装置の「そよ風」も全開で動いておりその能力を感じてもらえたともいます。そこで、その感想からです。

見学いただいた方の「そよ風」の感想は。

「・・・・・・・・・・・・」

はい、特にないのです。というか、気づかないと言ったほうがいいかもしれません。

屋根で作られた暖かい空気は床下に入りそして、写真の丸に囲まれたガラリから出てきます。参加された方にこの部分に手を当ててもらいました。そして感想を聞きました。

「風が出ていますね。けど暖かくない。」これが正直な感想です。

屋根で暖められた空気は相当暖かく、床下にもぐり直接吹き出ているところに行くと暑いほどです。その空気が下地を含めた床板を暖めコンクリートを暖めて最後に丸の吹き出し口からフワフワと出てくるのです。その空気は外気温よりははるかに高い空気ですが、エアコンやその他暖房機器で暖められた内部の空気と比べると同じ程度かそれよりも低い温度となりますので「凄い、暖かい空気がバンバン出ている。」とはならないのです。

それでは、何が有効なのでしょう。

それは、暖かい空気で床の素材を暖めることと、外気よりもはるかに暖かい空気を室内に取り込むこと、そして家全体の空気を循環させることにあると考えています。結果、このお宅は冬の初めや終わりにはエアコンは使わなくてもよくなり、寒い冬の間でもエアコン一台で家中が暖かくなり、そして足元が冷えない、どの場所でも同じような温度の家になるのです。

これらの効果が、太陽という自然の力を使って出来ることがこの機械の特徴です。

さて、次に見てもらったのが7年目の杉床の様子です。

こんな感じになっています。

こんな感じです。

上の吹き出し口の写真をもう一度見てください。あれが、新築間もない床の感じです。そしてこれが7年目の床の感じです。

うずくりのような床(チョとでこぼこになった床)になってきて味が出てきています。ご参加いただいた方々は「いい味になってきていますね」と好評でしたが、あなたはどう感じますか?

7年間の手入れですが、掃除機をかけてあとはたまに水ふきをされただけです。保護材は工事の最後に荏油を塗ったきりです。油屋さんのお勧めは3年程度に1度塗りなおすとよいということですが、タマゴグミは山中油店の混じりけのないものを推奨していますので塗ったところがどうしても暫くべたつくのです。だからいまのところ全面塗りなおしをされた方はいません。

見学された皆さんに結構評判が良かった場所です。階段スペースをほんの45cm広げたことで確保できた本棚です。ご見学いただいた方の殆どがこの場所で暫くくつろいでいらっしゃいました。

この仕掛けは、どんなお宅でも可能なわけではありません。間取りを進めるに当たり、これをつけることが有効であり、さらにはコストもさほど上がらない場合に採用しています。

あえてウムだと思われる場所をつくって、それを生かす方法を考えるとこんなことも可能ですという例になったかと思います。

今後も、住んでいるお宅の見学会を行います。ぜひご参加ください。

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